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健康の維持や増進に不可欠な水の成分

タンパク質、糖質、脂質は三大栄養素といわれ、人の体にとって欠かすことができない主要な栄養素ですが、これらの代謝と深く結びついているのが、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラル分です。これら必須ミネラルは、体液の量や筋肉、神経の働きを調整する役目を担っていて健康の維持に不可欠な要素です。

ナチュラルミネラルウォーターやミネラルウォーターには、人の体に必須のミネラル分が含まれているため、食生活や栄養のバランスが乱れがちな現代人にとって、それらを補給する上で欠かせないものと言えるでしょう。

ミネラル成分と健康の関係

ミネラルウォーターに含まれる成分には、ナトリウムやカルシウム、マグネシウム、カリウムなどがあり、これらはすべて人の生命活動の維持に欠かせない必須ミネラルに分類されます。

ナトリウム

ナトリウムは、人の体の約0.15%ほど存在しているミネラルで、血液や細胞中に含まれる体液の浸透圧の水分調整や筋肉や神経の刺激伝達にカリウムと共にに関与しています。

ナトリウムの過剰摂取は、むくみの原因、ナトリウムの血管収縮作用によって高血圧の原因にもなります。

日本人の場合、味噌や醤油といった食品から摂取することが多いため不足がちになることはあまりありません。むしろ、過剰摂取に気をつけた方がいいミネラル成分です。

カルシウム

カルシウムは人の体のうち1.5%を占めているミネラルで、カルシウムの吸収にはビタミンDとリンが欠かせません。このうちビタミンDが不足をすると、カルシウムの効率的な運用ができなくなり、リンについてはカルシウムと同じ量を摂取することがいいとされています。

カルシウムが不足すると、骨粗しょう症を引き起こすなど骨がもろくなります。他にも、イライラや鬱病、認知症の原因にもなったり、また肩こりや腰痛、筋肉の痙攣、心不全、高血圧、動脈硬化を起こしやすくなります。

カルシウムの一日の摂取基準量は成人男性650mg、成人女性600mgで、摂取上限の目安は男女共に2,300mgとされています。

カルシウムはチーズなどの乳製品や、豆類の豆腐など、のりやひじき、昆布などの藻類に多く含まれているので和食中心の生活をしている人は不足しにくいミネラル成分です。

マグネシウム

マグネシウムは人の体内に約0.05%存在しているミネラルで、マグネシウムイオンとして、カルシウムイオンやカリウムイオン、ナトリウムイオンの濃度調節に作用し、筋肉の収縮運動を正常にすると共に、血圧の正常化と体温調節にも作用しています。また、神経の刺激伝達を抑制することで神経の興奮を抑える働きもします。

カルシウム2~3に対し、マグネシウム10ぐらいの割合が摂取の目安です。

マグネシウムが不足すると、不整脈や動脈硬化、心疾患、血圧上昇をひき起こす原因になると言われています。アルコールを多量に摂取した際は利尿作用により体外に排出され、結果として不足しがちになるので、そういった際はミネラルウォーターを飲んでマグネシウムを補給するようにしましょう。

カリウム

カリウムは人の体の0.2%を占めるミネラル成分です。カリウムは細胞内の余分なナトリウムと水分を排出する働きをし、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを予防し排出を促ため、ナトリウムによる血圧上昇を抑える作用があり、高血圧の予防やむくみの解消に効果的なミネラルといえます。カリウムが不足すると疲れやすくなったり、夏バテの原因にもなります。カリウムが多く含まれている食品としてはきゅうりなど夏の野菜が挙げられます。

また、カリウムはナトリウムと共に生命活動の維持に互いに関係を持ちながら大切な役割を担っているため、両者のバランスを一定に保つことが大切なポイントです。日本人は塩分としてナトリウムを多く摂取する傾向があるのでその分カリウムを多く摂るように心がけましょう。

バナジウム

バナジウムもミネラル成分のひとつですが、必須ミネラルではありません。しかし、近年実験により、血糖値を下げる働きが確認されたことで糖尿病や高血圧の予防に効果があると期待されているミネラルです。

また、血液中の糖の吸収を抑える働きにより、肥満予防にも効果が期待されています。